国際連合児童基金と日本ユニセフ協会のデマって本当なのか?

最終更新日 2024年4月30日 by prof

国際連合児童基金について

国際連合児童基金は主に発展途上国の貧しい子供たちを支援するために設立されました。

世界各国に本部と支部が存在し、子供たちの支援活動を行っています。

日本でも第二次世界大戦の敗戦後は経済的に貧しい時期がありました。

1949年から1964年までアメリカのニューヨークにある国産連合児童基金の本部から支援を受けています。

現在の国際連合児童基金では発展途上国の子供たちだけでなく、先進国も対象として児童虐待の問題解決に関する政策提言などを行うようになりました。

ニューヨークの他にも世界各国に本部があり、各国政府との交渉を行っています。

日本にも国際連合児童基金東京事務所が存在します。

一般的にはユニセフ東京事務所とも呼ばれます。

ユニセフ東京事務所という名称から支部と間違われる傾向がありますが、国際連合児童基金東京事務所は本部の1つです。

日本政府や韓国政府などアジア諸国の政府と交渉を行うために設置されました。

ニューヨークと東京の他にベルギーのブリュッセルやスイスのジュネーブにも本部があります。

本部の役割は各国政府との交渉です。

アメリカや日本、ヨーロッパのような先進地域に設置されています。

国際連合児童基金の組織の中で指導的な役割を担っているのはニューヨーク本部です。

一方で現実的な支援が必要な国や地域には支部が存在します。

アジア太平洋地域の支援を目的とする支部はタイのバンコクにあります。

ユニセフ東京事務所と日本ユニセフ協会

国際連合児童基金の正規の組織は世界各地に存在する本部と支部によって構成されます。

世界各地の本部と支部は子供たちを支援するという目的を達成するための活動を行っています。

子供たちの支援が活動の中心であり、活動資金集めは基本的に民間団体に委ねられています。

日本にはユニセフ東京事務所の他に日本ユニセフ協会が存在します。

http://www.weblio.jp/content/日本ユニセフ協会

しかし日本ユニセフ協会は国際連合の組織ではなく民間団体です。

国際連合児童基金とは協定を締結しており、募金活動を行っています。

正規組織ではありませんが国際連合児童基金では広義の組織として位置づけられる存在です。

ユニセフ東京事務所とも共同のSNSアカウントを開設するなど連携しています。

集められた資金は25%が日本ユニセフ協会自身の活動資金となり、残りが国際連合児童基金に送金される仕組みです。

国際連合児童基金はあくまで世界の子供たちを支援するための組織なので募金活動は得意ではありません。

日本ユニセフ協会のような民間団体はユニセフ国内委員会と呼ばれ、国際連合児童基金の活動を支える重要な存在です。