アフターピルはリスクも知って使う

最終更新日 2024年4月30日 by prof

望まない妊娠を避けるために必要になってくるのが避妊具です。

ですが避妊具は女性側が望んでも、男性側が拒否することで使ってもらえないということもあるものです。

また、妊娠しないために必要だということを述べてみても、女性よりも危機感がないことで男性側に避妊具をつけてもらえないということもあるものです。

ですから、女性が望まない妊娠を避けるためにもアフターピルの存在というのを知っておくと良いでしょう。

アフターピルは妊娠しない対処法として、女性が性行為72時間内に飲んで妊娠を防ぐものですが、それによって女性の身体にも様々なリスクが生じるようにもなるので、そういったリスクも覚悟しながら飲んでいくようにすると良いでしょう。

アフターピルによって人口的に生理を引き起こすことで妊娠の可能性は減らせても、それで女性ホルモンのバランスが乱れることも多いですから、もともと生理不順の人であれば妊娠しにくくなることや、太りやすくなったり頭痛を感じたりといった体調不良を感じてしまうこともあるものです。

ですから飲む時は多少なりとも自分の体調を乱すものだという意識をもって飲むようにもすることが大事です。

また、安全であるものを使用するということも必要です。

アフターピルは購入する恥ずかしさや、処方をしてもらいにくいということからも、手に入れる時は通販を利用するようなこともあるでしょう。

通販というのは誰しも知られずに自分の欲しいものを手軽に手にすることができるということでとても便利なサービスですが、知識のない人が利用することで誤った商品や身体に危険をもたらす製品を購入してしまう可能性というのもあるものです。

ですから通販で購入するにも販売元がはっきりしているものや、極端に値段が安いようなものは利用しないようにするということも必要です。

そして飲むことで自分の体調が急変したり、吐き気もあるようであれば体を休めるようにしたり医師に相談しましょう。

女性ホルモンの不調をそのままにしておくことで体調不良が長引いてしまうようなこともありますし、不妊にもなってしまうことがあります。

ですからできるだけアフターピルを使わなくても良いように、パートナーと話し合いの機会を持つというのも良いでしょう。

そうすることによって薬による体調不良に悩むことも避けることができるものです。

困った時の最終手段として用いるようにするというのも良いでしょう。

アフターピルは避妊の最後の砦

妊娠、出産というプロセスはとても神秘的で、人類が繁栄するためには必須の条件です。

ただ、赤ちゃんの誕生を望まない場合があることも事実です。

将来的には欲しいけど今赤ちゃんができたら困るといった場合や、どちらかが望まない性交であった場合などがそのケースにあたります。

避妊のための最もポピュラーな方法として思い浮かぶのはコンドームです。

日本でもコンドームを使用する人はとても多いですが、この場合も完全に避妊をするのは難しいと言えます。

コンドームの避妊には単純に失敗をする可能性が少なからずつきまといます。

途中で外れてしまったり、破れてしまったりすることがあるため、終わった後に気づくことも多いです。

そんな時に役に立ってくれるのが、アフターピルです。

アフターピルは、性交が終わった後に服用をすることで妊娠を防ぐことができます。

後で、というところがポイントです。

避妊に失敗したことに気づいた後でとれる手段として、妊娠を望まない人にとっては強い味方です。

性交が終わって72時間以内に服用することで妊娠の可能性をかなり下げることができます。

概ね7割から9割ほどの成功率です。

この割合は、早ければ早いほど高くなります。

性交後すぐにアフターピルを服用すれば、避妊の成功率は95%ほどもあると言われています。

2回に分けて服用するのが一般的ですが、1回目をいかに早く飲むかが鍵です。

1回目を飲んでから12時間以内に2回目を飲みます。

ピルを飲むと、女性のおなかの中のいろいろなところに作用して妊娠を防いでくれます。

卵管、卵巣、子宮内膜にそれぞれ作用し、排卵、受精、着床のすべての過程において妊娠を防ぎます。

性交の後、コンドームが破れていたことに気づくなどして避妊がうまくいかなかったことを知ると、本当にぞっとします。

そんな時にアフターピルを備えておけば、安心です。

常に使うものではないかもしれませんが、準備しておいて損はありません。

普段から準備ができないとしても、どう動けば良いのかをシミュレーションしておくのは大切です。

あまり考えたくないですが、望まない妊娠という以前に、望まない性交に出くわしてしまうこともないとは言い切れません。

その結果妊娠してしまうとさらに事態は悪化します。

女性が自分の身を守るためにも必要な準備と言うことができます。

男性目線で考えても、望まない妊娠は避けるべきです。

男の責任として、快感に身を任せるだけではなく、アフターピルを準備しておく事は大切な人を守ることにつながります。

避妊目的の最後の砦として、できる準備はしておくべきです。