意外と知られていない障害年金

最終更新日 2024年4月30日 by prof

障害年金って知ってますか?

年金というと、65歳以上にならないと絶対にもらえないものだと思っていませんか。
ほとんどの人が65歳以上になってからもらっているので仕方がありません。

自分が高齢になった時に、元気であればまだまだ働けるかもしれませんが、必ずしもそうとは限らないでしょう。
そう考えると年金はとても重要だと思うはずです。

高齢にならないと自由に思うような仕事ができないとは言い切れません。
もちろん、高齢者であってもバリバリ働いている人は多いですが、リタイアして年金暮らしの人はとても多いです。
高齢ではなくても自由に働けるとは限らないこともあります。

障害があると健常者よりも収入が少なくなることもありますし、働けない人もいます。
年金保険料を支払っていれば、障害年金をもらうことができることを知っていますか。

これは、意外と知らない人が多いです。
テレビや新聞などを見てもあまりこの文字を見かけることがないので仕方がないかもしれません。
しかし、いつどこで障害者になるかはわかりませんから、多くの人が知っておかなくてはいけないことでしょう。

人間いつどんな事故に巻き込まれるか分からない

突然、事故に巻き込まれるなどしてしまうかもしれません。
病気を患ったことでどこかが麻痺するなどする可能性だってあります。
いつまでも障害のない体で過ごせるかどうかは誰にもわからないことです。

日本人は比較的、自分だけは大丈夫だと思いがちな人が多いかもしれません。
これはあまり良いこととは言えず、いつ何が起こってもおかしくはないと思って、日頃から備えておくことが重要です。

若年層で年齢が若ければ若い人ほど年金保険料を支払っていない人が多いと言われています。
加入さえしていない人は決して少なくありません。

現在の収入ではかなり厳しいという人もいるでしょう。
あまりにも収入が少ない場合は免除できるので申請しておいた方が良いです。

障害年金は20歳以上が加入できる

20歳以上が加入できますが、学生の人もたくさんいます。
学生の場合は学生用の免除制度があるのでこちらを利用しませんか。

申請する必要はありますが、万が一の時のことを考えて加入はしておきましょう。
免除されるので、収入が少ない学生も安心できます。

他にももちろん免除は納付猶予など様々な制度があります。
納付猶予の場合は後から年金保険料を支払う必要があるので気を付けてください。

納付期限を過ぎてしまうと大変です。
納付していない期間は年金支給額に反映されないからです。

加入しており、きちんと年金保険料を納めていれば障害を持った時に障害年金がもらえます。
もしも、このような状態になってしまった際には入っていて良かったと思えるのではありませんか。

障害者とは言え誰もが働けなくなるわけではないですが、この制度のおかげで助かる人はたくさんいるはずです。

障害の等級について

障害と言っても等級があります。
等級によっても支給される金額は変わります。

また、障害年金を受け取るためには必ず申請しなくてはならないので忘れないようにしてください。
国民年金なのか厚生年金なのか共済年金なのかによってもいろいろと違いがあります。
自分が加入しているところの制度を知った上で早めに申請しましょう。

年金の加入状況も重要なので、65歳になってからもらえるようになっても損すると思って年金保険料を納めていないと受け取れないかもしれません。
誰にだって起こり得ると言っても良いことですから、このことを頭に入れておいてください。

収入が少ない人のために免除や納付猶予と言う制度も用意されている

あまり良いイメージがない人もたくさんいる年金制度ですが、本当にその考えだけで良いのでしょうか。
貯金した方がずっと良いと思ってしまうかもしれませんが、このようなことを考えると決して貯金だけで良いとは言い切れません。

収入が少ない人のために免除や納付猶予と言う制度も用意されています。
実は、これらの制度があることも知らない人は多いです。
知っていたとしても、自分は免除も納付猶予もできないだろうと諦めている人もいるかもしれません。

たしかに、若年層の場合は自分が支払った分の年金保険料が返ってこないと言われています。
現役世代の保険料だけでは厳しいですから、税金も投入されますのであまり心配しすぎるのも良くないかもしれません。

損得ばかりで考えてしまい、障害者になった時に大変な思いをしないためにもきちんと知っておく必要がある制度です。
特に、若年層こそこのことはよく知っておき、考えた方が良いのではありませんか。

年金機構から届く手紙はよく中身を読んでおいたほうが良い

年金機構から届く手紙はよく中身を読んでおいた方が良いです。
手紙だけでは障害年金のことがよくわからないとは言え、ホームページを見ようと思うことはあるはずです。

最初から興味がないで終わらせずにもっと自分から情報を取りに行くようにしませんか。
必ずしも自分が障害者になるとは限らなくても備えになるので、若い人もまじめに考えてみてください。

知らないで済ませるのではなく、将来の自分のことを考えて障害年金について知り、万が一の事態が起こっても安心できるようにしませんか。