ユニセフ募金

ユニセフマンスリーサポートで世界平和について考えてみませんか?

最終更新日 2024年4月30日 by prof

ユニセフという言葉については、多くの方が耳にしたことがあると思います。
それではユニセフマンスリーサポートという言葉はいかがでしょうか。
このコラムではユニセフ募金の基礎知識から、ユニセフマンスリーサポートを通して行うことができる支援についての説明を行います。

ユニセフとは?

あなたに出来る世界平和について、考えて頂く一助となれば幸いです。
まず、ユニセフとは国際連合児童基金の略称で、世界の子供達のための国連機関です。
全ての子供たちが安心して生活のできる環境や教育を受ける機会、健康で自由な明るい将来を送るための支援活動を行っています。
そしてその活動資金は民間からの寄付と各国政府の拠出によるものとなっております。

筆者も小学生の時に日本ユニセフ募金を行い、幼いながらに何となくではありますが、その意義や目的について理解していました。
さて、そのユニセフにユニセフマンスリーサポートという仕組みがあるのはご存知でしょうか。
もちろんこの取り組みも世界中の子供達を支援する活動を行うことができます。
それではその仕組みについて詳しく説明をしていきます。

 

ユニセフマンスリーサポートの仕組み

この活動は毎月一定の任意の金額で、継続的寄付を行う仕組みです。
金融機関口座又はクレジットカードから引き落としを行うことができます。
これにより中長期的に世界中の子供達の支援を行うことができ、都度寄付を行う際に発生する、手続きの手間を解消出来ることも、この仕組みのメリットの一つと言えるでしょう。

こちらの寄付金は日本から一度ニューヨークのユニセフ本部に送られて、世界各地のユニセフ事務所に届けられてから、最も支援を必要としている子供達に様々な形で届けられます。

このように寄付の使い途を指定することはできません。
しかし、「ユニセフマンスリーサポート・プログラム・スクール・フォー・アフリカ」ではアフリカにおける教育支援を目的に寄付を行うことが出来ます。

 

ユニセフマンスリーサポートの具体的な支援内容

さて、ユニセフマンスリーサポートの具体的な支援内容をいくつかご紹介いたします。
2018年には、約400万人の子供が重度の急性栄養不良の治療を受け、約1200万人の子供が教育支援を受けました。

約6550万人の子供が5種混合ワクチンの接種を受け、4300万人の人々に安心安全な水を届けました。
我が国日本では考えられないことですが、世界にはこんなにも多くの方が苦しんでいるのです。
こちらに挙げたものはほんの一例に過ぎませんが、私たちの知らないところで世界にはこのような現状が広がっているのです。

考えただけで心が痛みます。
このような世界の現状は同じ地球に生きている同じ人間として、知らなければならないことの一つであると言えるでしょう。

 

ユニセフマンスリーサポートの口コミや感想

ユニセフマンスリーサポートに申し込みを行うと、申し込み後に「ウェルカムキット」を、その後は世界の子供達の状況やユニセフの活動などをまとめた「ユニセフ・ニュース」という広報誌が送られてきます。
また、日本ユニセフ協会の発行した、様々な資料を無料で請求することができるのです。
見聞を広げ、世界の状況を見つめることで新たな発見や気づきが生まれてきます。

実際に、マンスリーサポーターの方々からは、「サポーターになって自分を変えることができた」や「自分の子供の幸せだけでなく、世界の子供達の幸せを願うようになった」「少し誰かの役に立てていると思うと嬉しい。
自分の存在意義も感じる」などの声が聞かれます。

私たちは皆、誰かを助けているようで、自分自身をも成長させている、まさに支え合って生きているのだということを実感させられます。
誰かのためにと思って行動を起こした優しさや強さは、巡り巡って自分の元へ返ってくるということに気づかされます。

 

たった1人の支援でも世界の恵まれない子供における大きな助けになる

自分1人の力では小さいことのように感じるかもしれませんが、多くの人が力を合わせれば、それは大きな力になります。
ことユニセフに関しては「自分1人が行っても何も変わらない」ではなく、たった1人の支援でも世界の恵まれない子供における大きな助けの力にする事ができるのです。

例えば月3000円の支援があれば、予防接種用のワクチンが一年間で257回分に変えることができるのです。
これはとても大きなことです。
1人でこれだけの支援ができ、沢山子供の命を守り、沢山の子供の明るい未来に繋げることが出来ます。

世界平和と言われるととてつもなく大きな問題で、自分には関係がない、あるいは自分では何も変えられないと、初めから向き合うことをやめてしまっていたということはないでしょうか。

 

まとめ

このコラムを読んで頂いたあなたであれば、1人の力の大きさを感じて頂けたことと思います。
また、その力は人から人へと繋がっていき、世界中を包み込み、それがまさに一つの輪になっていくものだと筆者は信じています。
あなたもその輪の一員になり、子供達が平等でより良い世界を作っていきませんか。
このコラムがそんなことを考えるきっかけになったならば幸いです。