予備校と塾の違い

最終更新日 2024年4月30日 by prof

予備校とは、希望している進学する学校に対して前もって勉強を教えている施設になります。
高校生の受験勉強や学校対策などをサポートする役割があります。
どのように学力をあげたいのか、その目的に合わせて、さまざまあって種類も豊富になります。

予備校の種類

中学・高校・大学・大学院などに進学するために通うところや、美術系や芸術系の専門的なことを学ぶことができる学校に特化した芸大・美術大学受験の予備校・医学部や歯学部・薬剤部を目指す人たちが通う学校などがあります。
美術系では、絵画や造形などの作品の実施試験があるので、普通の高校などで学ぶことができない専門的な授業をおこなっています。
アトリエや絵画教室・美術研究所・塾などでも、受験の準備をすることができる体制をとっている施設もあります。
医学部や歯学部・薬剤部は、とても難関で入学することが難しい分野になります。
内容の濃い学習をおこなうために、少人数性の授業をしているところもたくさんあります。
各大学の医学部や歯学部・薬剤部などに関する受験の情報もたくさんあることも利点になります。
予備校は、高校生や高卒生を対象にした大学受験の指導をおこなう目的がある教育施設になり、塾とはまた違ってきます。
塾は、小学生から高校生などの幅広い年齢層を対象とした教育施設になり、学校の授業や、中間テスト・期末テストなどの試験に対応する学習をおこなう施設になるので、根本的に違います。

予備校の授業は講義形式で自由に質問などができない

予備校の授業は、講義形式になり、学校や塾とは違って講師の説明を中心として授業が進められていくので、自由に質問などができないです。

自由に講師を選択して受講することができるので、人気がある講師の場合は教室がいっぱいになることもあります。東進衛星予備校 msg

大学受験に特化した講師も多く、受験に関するプロから入試の攻略方法なども教えてもらうことができるので、塾や学校にはないメリットになります。
どんな人でも向いているわけではなく、有る一定の学力が必要です。
講義では、学校の授業の内容を理解している前提で進められていくので、学校の授業を理解していないと講義についていけなくなるので注意が必要になります。
塾とは違って、日々の学習管理や勉強方法などの細かいことは教えてもらえないので、学校の授業を理解していない場合や基礎ができていない場合は、塾に通うことをおすすめします。
日々自分で学習の管理ができている人で、自ら勉強する計画をたてることができる方が向いています。
塾は学校の科目で苦手な科目がある場合など克服するために通うところになります。
苦手な科目など個々の課題に応じてレベルを上げていくことができます。

塾は授業形式で授業が行われ講師と生徒の距離が近い

塾は授業形式で授業がおこなわれていって、講師と生徒の距離が近いといった特徴があります。
講師が生徒を指名して問題を回答させたり、回答を求めたりするような授業の形式になり、一方通行のやりとりではなく、講師と生徒の間で会話をしながら授業をするケースが一般的になります。
距離感が近いことで、わからないことなどがあった場合質問がしやすいといったところがメリットです。
距離感が近いので、理解することができない場合などは、わかるまで説明をおこなってくれるので、基礎から学習することができます。
個別指導などの塾では、現役の大学生のアルバイトの講師が多いといった特徴があるので、進学塾などの受験に特化した施設に比べて劣ることもあります。
塾では日ごろから生徒とのコミュニケーションをとることができるので、進路の相談などもおこなうことができます。

講師が一人一人の生徒の学力を把握していることが多い

講師が一人一人の生徒の学力を把握していることが多いので、状況を踏まえた的確なアドバイスなどをうけることが可能です。
塾は苦手科目を克服することができるところで、自分の苦手としているところを強化していくことができます。
講師に現在の課題などを提示してもらって、それにそって授業を進めていく形になります。
細やかな指導をうけたい方や、学校の勉強についていけない方・課題を出してもらわないと勉強をすることができない方などには塾がおすすめです。
予備校は、大学受験に受かることを目的としたところになり、大学の入試情報を参考にして自分で入試の合格ができるように計画を立てていくところになります。
多くの講義や講師の中から自分に一番適したものを判断して受講するので、自分できちんと計画を立てることができる方に、向いています。
最近ではインターネットを使ってリモートで人気講師の授業をうけることができるシステムもあって、とても人気です。

まとめ

予備校と塾をどちらに通ったらよいか迷う方も多いですが、それぞれ特徴があるので、どちらが良いかなどは、一概には言えないのですが、現在の自分の学力や勉強方法などを考えて、選ぶと良いです。
それぞれの特性を知ったうえで、通うようにすることが重要になります。
最善な方法を選択することによって、希望の大学に成功する確率が上がります。